高野 博の 女川町Photo メッセージ 2011年5月6日
< 太鼓の威力 >


 うたごえのボランティアの皆さんが太鼓をかついでやってきてくれました。
神戸の輪田鼓のみなさんです。
勤労青少年センターに避難されている方々を励まそうと企画しました。

ところが寒い日になってしまいました。
外に出てきてくれる人がいるのか心配でしたが、初めに「北国の春」を合唱し、数人の人でしたが、あたたかい雰囲気に包まれ、次々と近所からも顔雄出してくれました。

太鼓の演奏になると、勤労青少年センターの二階の窓が開き、手を振る人、下りてきて聞き入る人、どんどん人が増えました。
圧巻は女川の太鼓の集団、轟会のメンバーの斉藤さんと鈴木さんが飛び入りで太鼓をたたいてくれたのです。
2人だけなのに、圧倒するほどの響きでした。

その後、野に咲く花のようにを合唱し、最後にみんなで写真を撮りました。
本当に素晴らしい野外演奏会でした。

子どもたちの太鼓、潮騒太鼓を復活させなければと斉藤さんたちと語り合いました。

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